長崎県立島原高等学校Webサイト - 理数科

連絡先

【全日制職員室】
　TEL.0957-63-7100　FAX.0957-63-7086
【校長室・事務室・定時制職員室】
　TEL.0957-62-4155　FAX.0957-62-4156

島原高校インスタ【公式】開設！

島高の日常風景をアップします。リンクはこちら

2024/05/13 10:49:01

2024/05/13 10:45:24

2024/05/13 10:38:42

2024/05/12 17:02:27

2024/05/12 17:01:52

アクセスカウンター

あなたは

人目です。

オンラインユーザー		10人
ログインユーザー		0人

文理探究科【開設情報】

令和5年度「島原高校文理探究科」新設‼️　※理数科は募集を停止

長崎県内の５校（長崎北陽台・大村・佐世保南・猶興館高校）に、令和５年度より「文理探究科」が開設されました。「大学進学重点学科」という位置づけで、特に進学力強化を目指しつつ、「探究」的な学びを推進する学科です。

理数科・探究科日誌

■探究科の活動

2010/01/26

長崎県立大学との連携講座　　　　理数科２年

by: 島高

専門の研究者の指導により、科学的なものの見方や考え方・具体的な測定等の方法を学ぶ。食品栄養学に対する意識を高め、大学の研究について学ぶ。

日　時　　平成２２年１月２６日（火）　１３：００～１５；４０

場　所　　本校生物実験室
講　師　　長崎県立大学看護栄養学部栄養学科助教　　田丸　靜香　先生

講義①　大学・学部説明、管理栄養士について

講義②　食品栄養学について

2009/11/06

ＳＰＰ③（11月5日）　　　　理数科１年

by: 島高

「化学的な水質判定法」

　第３回目は「化学的な水質判定法」の実験・実習でした。
　第１回目同様，早朝補習後，長崎大学まで行き，「アルカリ法によるＣＯＤ測定実験」について学習してきました。ＣＯＤとは化学的酸素要求量といわれ，水の汚染度を表す指標です。汚れの成分（有機物）が多いほどＣＯＤの値が高くなります。このＣＯＤを測定する実験方法についての実習をしました。
　高校に入学して本格的に実験をするのは全員が初めてでしたので，最初はとまどう場面もありましたが，大学生の協力を得ながら溶液調製から始めました。溶液が完成したあとは，大学の池の水を採取し，その水と海水のＣＯＤの値を測定しました。今後はこの手法を用いて島原の地下水や有家川の水質について化学的に分析できたらと思っています。

〔生徒の感想〕
　・化学と自然とが関連していて、化学が身近なところで役立っているようで楽しかった。
　・実験中は試薬の色が緑になったり黄色になったり、本当に不思議でワクワクしっぱなしでした。化学の力ってスゴイ！と再認識しました。

2009/10/28

ＳＰＰ②（10月27日）　　　理数科１年

by: 島高

「化学的な水質判定法」

　第２回目は，水質について化学的に判定する方法について学ぶという講義でした。
　本校理数科では３年前から水生生物を用いた水質判定法について学習し，有家川の水質調査を行っています。今回は水質調査の化学的な判定法について，長崎大学水産学部の北村　等先生を学校に招き，講義をしていただきました。北村先生の専門分野は「ケミカルコミュニケーション」で，生物が化学物質を通じて環境とコミュニケーションをとっているという話はとても興味深い内容で，生徒も熱心に耳を傾けていました。講義後の質疑応答もたくさんの質問が出て，有意義なものとなりました。最後に北村先生から「高校時代にやっておくべきこと」という内容の話もあり，いろいろな面でとても勉強になった講義でした。

〔生徒の感想〕
　・知らなかったことばかりで面白かったです。自分の中で別々にあった事柄がリンクして世界が広がったような気がしました。
・水生生物の物の見分け方が“匂い”ということにとても驚きました。

2009/10/15

SPP①（10月14日）　　　理数科１年

by: 島高

「硬骨魚類の頭部骨格標本作り」

　第１回目の内容は「近海に生息する硬骨魚類の体の構造について学習する」というものでした。
　早朝補習後，バスで長崎大学まで行き，水産学部の橋本　惇教授に硬骨魚類の体の構造の特徴等についての説明を受けたあと，キダイ（連子ダイ）頭部の骨格標本づくりに入りました。時間の関係で頭部だけの標本作りでしたが，頭だけでも４０を超える骨があり，名前を確認しながらその骨を捜すのはとても大変でした。一人に１匹前日水揚げされたばかりの新鮮なキダイが蒸し上がった状態で準備されていて，頭部以外の部分はポン酢をつけながら美味しくいただきながらの作業は楽しいものでした。最後は取り出した骨を画用紙に貼り付け，夕方４時過ぎまでかかって何とか作りあげることができました。
　鯛の骨の中に「鯛中鯛（たいのたい）」と呼ばれる鯛の形をした骨があり，縁起がいいものであるということを知ったのも収穫でした。

　〔生徒の感想〕
　・解剖してみると、失くしてしまいそうなほど小さな骨ばかりで全ての骨を見つけ出すのはすごく大変でした。
　・すごく根気のいる作業で難しかったけど、それ以上にすごく楽しかったです。　

2009/10/12

『SPP』　今年も充実！　　　理数科１年

by: 島高

　本校理数科の活動の中心であるＳＰＰ（Science Partnership Project）を今年も１年生の理数科で実施しています。
　今年は「島原半島の水辺の環境を科学する」というテーマのもと，10月14日(水)を皮切りに，１月29日までの全４回にわたり連携機関（長崎大学，長崎県環境保健研究センター）での実験・実習を実施しているところです。

2009/09/15

県立大学シーボルト校との連携講座　理数科２年

by: 島高

　本校理数科２年の生徒が、長崎県立大学シーボルト校において食品成分の性質に関する実験やカビについて学習しました。シーボルト校に行くのが初めての生徒が多く、大学で専門的な学習の一端を経験させてもらいました。

【実習内容・講師】

　　①食品成分の性質に関する実験　（古場教授・田丸助教）

　　②カビの観察　（上田教授）

2009/08/03

研修旅行　理数科２年

by: 島高

　平成21年8月3日(月)～5日(水)の３日間崇城大学にて研修を行いました。今年度は工学部・薬学部・生命科学部の３学部にて７講座の研修をしていただきました。大学での授業や研究がどういうものか実感できるような研修ばかりで、生徒は熱心に取り組んでいました。２日目の研修後には空港キャンパスにて宇宙航空システム工学科の実習施設を見学しました。さらにプロペラ飛行機のコックピットに乗るなど日頃体験できないことが数多く体験できいい思い出になるとともに今後の進路を決定する上で大いに参考になりました。

【生徒の感想】

　崇城大学での３日間は私にとって忘れられない３日間になりました。私が特に印象に残っているのは応用生命科学科の研修です。人工細胞膜を用いた副作用のない制ガン剤の講義では、人工細胞膜は正常な細胞を殺すことなくガン細胞だけにアポトーシスを誘導するので副作用がなくすごいなあと思いました。また、この研修を通して大学生への憧れも強くなり、大学の講義が理解できるように今学習している内容をきちんと理解していきたいと思いました。崇城大学での研修は私にとって有意義なものとなりました。機会があったらまた研修に参加してみたいです。

2009/06/15

第3回長崎県理数科高等学校課題研究発表大会へ

by: 島高

　平成21年6月15日(月)大村市中央公民館（コミュニティセンター）にて第３回長崎県理数科高等学校課題研究発表大会が実施されました。

　本校３年理数科の植生班（７名）も参加し、発表しました。植生班は、地道な活動を認められ、優秀賞をいただきました。先輩の姿を見ていた理数科1･2年生も励みになったことでしょう。

【担当教諭】

　本校理数科は課題研究として、平成１8年度より普賢岳噴火に伴う火砕流によって焼失した垂木台地の再生過程（植生遷移）を調査している。背丈を越えるほどの藪の中に分け入り、夏の暑い日、冬の寒い日にも懸命に「足で稼いだ」研究成果が認められたことは非常に嬉しいことであった。この研究は長期継続していくと、大変価値のある結果が得られる。島原半島は世界ジオパーク加盟に向け動いているが、本校理数科も植生調査を通して故郷の自然とその復興を追い続けていきたい。

【発表生徒の感想】

　調査はフィールドワークを中心に、植物採集、標本化、季節ごとのデータ分析、遷移状況の考察など容易なことではありませんでした。また、発表の直前準備では、初めて発表を聞く人でも簡単に理解できるようなプレゼンテーションを目指し、工夫を重ねました。発表後、「地味な研究だが続けていくことに意義がある」と講評を頂き、とても嬉しかったです。火山と共生する島原でなければできない、充実した研究ができたと思います。（３－７　渡邉はるな）

2009/06/12

「理数科体験学習」　理数科１年

by: 島高

　本校理数科は１年次に環境教育の一環として「水生生物による水質判定法」について学習しています。

　これは川に棲息する生物の種類や数によって水質を判定する方法で，この方法による有家川下流の水質判定を毎年行っています。今年も6月12日(金)に長崎市役所環境保全課の小川保徳先生を講師に招き，水生生物の採取の仕方や名前，水質判定法などを教えていただきました。

　天候にも恵まれ，約２時間の実習を終えた後は，学校に戻って生物を実体顕微鏡で観察しました。